受験に向けて合格祈願に行くなら夏がおすすめです。最近は推薦入試やAO入試など受験時期が早まっている人も多くなっています。
そもそも合格祈願は努力もしていないのに「合格させてください」とお願いしても神様は「よしよし」なんて言うはずありません。
「これから一生懸命受験に向けて努力します。ぜひ希望の学校・試験に合格させてください」
と神様に努力することを宣言し、受験合格をお願いするのが筋ってもんです。
ですから受験直前や勝負の秋に祈願するよりも受験気分が本格化する直前の夏詣がおすすめです。
夏の合格祈願がおすすめな理由
夏の合格祈願は
- 7月には短冊で合格祈願ができる七夕がある
- 早めにお守りやお札等を入手することで受験モチベーションが早くあがる
- 夏→秋→受験直前と何度も合格祈願ができる
- 秋冬の合格祈願に関するイベント情報が入手できる
- ライバルより一歩先んじて神様にお願いできる
というメリットだらけです。
7月には短冊で合格祈願ができる七夕がある
七夕では短冊に願い事を書いて笹にぶら下げますよね。
多くの神社仏閣でも七夕の季節になると笹に短冊を飾ることができるようにしています。東京神田明神などもそうです。
七夕飾りに使用する短冊の色は、青・赤・黄・白・黒の5色が基本ですが勉強や学問の色は黒、ただ日本では縁起が悪いと思われがちな黒の代わりに紫が使われることも多くあります。
ですから合格祈願を願い事として短冊に書く場合は黒か紫の短冊がおすすめです。
そして願い事がかなう事を祈願して短冊に「○○に合格する!」と書きましょう。
「合格したい」と書くと弱いので「しっかり勉強して○○に合格する」としたほうが自己暗示的にもおすすめです。
早めにお守りやお札等を入手することで受験モチベーションが早くあがる
受験の神様、合格祈願のお守りやお札、グッズ類で大切なのは常に身近においておくことです。
つまり目にしやすいところにお守りやお札、合格グッズがあるという事は自己暗示的に、またダラダラしがちな夏にモチベーションもぐっと上がるはずです。
お札をお祀りし、お守りを身近に持ち、そして努力していく姿に神様はお力をお貸しになり、更に心の支えとなっていただけるにちがいありません。
お守りの持ち方などは年内に合格祈願をすすめる理由についての記事を参考にしてください。
夏→秋→受験直前と何度も合格祈願ができる
受験直前の一度のみの合格祈願よりも何度もお参りする方が神様も見届けやすくなります。
その都度 自分の努力進捗具合を神様に報告することで「がんばってるぞ」とか「がんばりが足りないな」などと自分でも努力具合を自覚できるのもいいですね。
参拝は受験勉強の気晴らしにもなりますので余裕度合いを見て参拝されるといいでしょう。
秋冬の合格祈願に関するイベント情報が入手できる
菅原道真公を祀る天満宮や天神様では秋に受験合格祈願のイベントを行うところもあります。
例えば「学問の神様」として有名な太宰府天満宮では通常10月に「特別受験合格祈願大祭」が御本殿にて斎行されます。
太宰府天満宮のHPによりますと天神さま菅原道真公が元慶元年(877年)10月18日33歳の若さで学者として最高の位であった文章博士もんじょうはかせになられたことにちなみ、学業における大きな成果を上げて受験合格の目標を達成されますよう祈願いたします、とのこと。
このような大祭情報も夏に合格祈願にお参りしていると得られることがあります。インターネットだけではなく現場で入手できるリアル情報というのは思いがけないものがあります。
ちなみに太宰府天満宮のHP情報では
- 10月1日~31日が「特別受験合格祈願大祭」期間
- 当宮楼門を「登龍門」の故事になぞらえている
- この門を通り抜け受験生が登龍門を進む龍のように難関を突破されることを祈願
- 受験合格祈願をお申し込みになられた方には、この期間だけの特別なご祈願祭を斎行
- 登龍門伝説に因んだ限定の授与品(特別御札・特別御守・特別絵馬・掛け襟)を授与
という内容で行われます。
場所は福岡県ですが近隣の方や受験生の家族知人などでこの期間に太宰府天満宮にお参りできる方は参詣・合格祈願にぜひ訪れてみてください。
⑤ライバルより一歩先んじて神様にお願いできる
これは文字通りです。受験のライバルたちの多くは秋から受験直前に合格祈願のお参りをする人が多いはずです。
その時期は絵馬もたくさん奉納されます。早い時期ならば神様もじっくり見届けることができます。
合格祈願は夏に詣でるのがおすすめ まとめ
合格祈願はお正月など受験が近づいてから行うものと考えている受験生やその家族も多いですが、何事も早めに始めることが大切です。
いわゆる受験も「先手必勝!」
そして、神社よりいただいたお札・お守りを身近に、そして努力していく姿を受験の神様に見せていきましょう。
受験生の皆さん がんばってください。