受験や試験が近づくと合格祈願に神社へ行く人も多いですよね。「神頼みで少しでも運を引き寄せたい!」という気持ち、よくわかります。せっかく合格祈願をするなら、きちんとしたマナーで神様にお願いしたいもの。
実はやってはいけないNG行動が意外とあるんです。この記事では合格祈願の際に気をつけたい参拝マナーと避けるべき行動をわかりやすく紹介します!
参拝前の準備が肝心
【NG行動①】手水をスルーしないで!
神社に着いたら、まず手水舎(てみずしゃ)で手や口を清める「手水」をします。これ案外スルーしがちなんですが、めちゃくちゃ重要なんです!神様の前でお祈りをする前にまずは自分を清めるのが基本。手水をしないままお参りしてしまうとせっかくの祈願が失礼にあたるかも。
きちんとした手順で清めて、心も体も整えてから参拝しましょう。
【NG行動②】神社にふさわしい服装で
参拝に行くときにあまりにカジュアルすぎる服装は避けましょう。神社は神聖な場所なので、できるだけ清潔感のある服装がベスト。もちろん、動きやすい普段着でOKですが派手すぎるファッションや露出の多い服は避けたいところ。
冬場の合格祈願なら防寒も大事ですが、あまりカラフルな服よりも落ち着いたトーンを選ぶといいですよ。
参拝中に気をつけたいポイント
【NG行動③】神様にお願いの仕方を間違えないで!
つい「合格させてください!」と強くお願いしたくなりますが、実はこれもNG。神様に命令形はダメなんです。むしろ「日々の努力が実りますように」など感謝の気持ちを持ちながらお願いするのがマナー。神様に対しては常に謙虚な心で接しましょう。
そして、もし願いが叶ったら、お礼参りをすることも忘れないようにしてくださいね。
【NG行動④】賽銭を乱暴に投げ入れない
お賽銭を入れる時、つい勢いよく投げてしまうことありませんか?でも実はこれ、神様に対してちょっと失礼。誰だってお金を乱暴に、粗雑に投げられたら嫌ですよね。だから賽銭は丁寧に静かに入れるのが正解。
また、「いくら入れればいいの?」と迷うかもしれませんが「5円」が「ご縁」に通じるとか、5円玉や50円玉は穴が開いていることから「見通しがよい・運が通る」ので5円玉と50円玉と組み合わせるとより縁起が良いと言われたりします。
その一方、10円玉は「遠縁(縁が遠ざかる)」、500円玉は「これ以上の硬貨(=効果)はない」と言われて縁起が良くないと考える人もいます。ただし、あくまで縁起担ぎ・語呂合わせなので深刻に考えたり、無理に金額にこだわる必要もないですよ。大切なのは気持ちですから心を込めてお賽銭を捧げましょう。
合格祈願後も気を抜かない!
【NG行動⑤】お守りを雑に扱わない
合格祈願といえばお守りをもらう人も多いですよね。でも、そのお守り、ちゃんと大事にしていますか?バッグの底に押し込んだり、他のものとゴチャゴチャにしてしまうのは避けましょう。お守りは神様からの守護の象徴なので丁寧に扱うことが大切です。
【NG行動⑥】神頼みだけに頼らない
合格祈願をしても最後に大事なのはやっぱり「自分の努力」。神様に祈っても、勉強をサボってしまっては結果はついてきません。合格祈願は努力を後押ししてくれるもので、祈った後もしっかりと勉強や準備を続けることが成功へのカギです。神様と自分自身の力を信じて、最後まで頑張りましょう!
まとめ:心を込めた参拝で合格祈願を!
合格祈願は神様に対して敬意を持ち、正しいマナーを守ることが重要です。手水を忘れず、謙虚な気持ちで祈りを捧げ、賽銭やお守りも丁寧に扱いましょう。そして、最も大切なのは、自分自身の努力を忘れないこと!祈願後も気を抜かず、勉強に励んでください。みなさんの合格を心から応援しています!