普段 無信心なひとでも厄年って気になりますよね。厄(やく)とは災難や不幸という意味で、厄年は大きな災難や不幸を避けるように例年より慎んで過ごそうとする年のことです。
では2021年の厄年は何歳なのか、お祓いは行ったほうがいいのか、いつ行くのかをまとめてみました。
そして厄年は不幸な出来事が起きやすい年齢なのか、生の声も調べてみました。
2021年の厄年について
厄年は数え年で男性は数え年で25歳、42歳、61歳。女性は数え年で19歳、33歳、37歳、61歳。そして生涯で最も災いが多く降り掛かるという「大厄」は、男性が42歳、女性が33歳。
本厄の前年が「前厄」で本厄の翌年が「後厄」になります。数え年は満年齢ではなくて1月1日に年齢を重ねる考えなので、満年齢に+1歳した年齢です。
ですから2021年が厄年にあたる人の生まれ年は次の通りです。
※赤に白抜きの生まれ年の人が「大厄」になります。
厄年でお祓いにはいつ行く?
厄年のお祓いは神社でもお寺でも構いません。そのお祓いは
・1月1日~立春(2月3日) ※例年は2月4日が立春ですが2021年は2月3日です。ですから節分は2月2日になります!
に行くのがよいとされています。しかしこの期間に行けなくてもOK。お参りはいつでも構いません。どうしても気になる人は節分に豆まきを行いましょう!
現代人の厄年に対する意識はどうなの?
2016年にライフネット生命が調査した20~59歳1000人アンケートによると
- 厄年を気にする人は男性で46.4%、女性で53.6%
- 厄年の人で「悪いことが起きた」と回答した人は24.7%、大厄では33%だった
- 悪いことが起きたと回答した人
1位 「大きな病気・ケガ」
2位 「人間関係のトラブル」
3位 「仕事上のトラブル」 - 厄年の時に行ったこと
1位 神社・お寺へのお参り(31.2%)
2位 お守りやお札の購入(20.%)
3位 お祓いやご祈祷(16.8%)
厄払いの神様はどんな神様?
代表的な厄払いの神様は以下の神様です。
素盞鳴尊(スサノオノミコト)
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟。最強の神と言ってもいい神様です。
- お祀りされている代表的な神社
八坂神社(京都) 氷川神社(さいたま市) 津島神社(愛知県) 須佐神社、日御碕神社(出雲市)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
- 大黒さまとも同一視される神様です
- お祀りされている代表的な神社
出雲大社(出雲市)大神神社(奈良県)気多神社(石川県)大和神社(天理市)北海道神宮(札幌)
不動明王(ふどうみょうおう)
- 怖い顔した神様
- お祀りされている代表的な神社
教王護国寺/東寺(京都府)高幡不動尊(東京都)成田山新勝寺(千葉県)金剛峯寺(和歌山県)
弘法大師(こうぼうだいし)
- 空海として知られます。「弘法筆を選ばず」「弘法にも筆の誤り」が有名です。
- お祀りされている代表的な神社
川崎大師(川崎市) 西新井大師(東京足立区) 金剛峯寺(和歌山) 東寺(京都)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
- いわゆる「観音様」です。非常に多くの寺院に祀られています
- お祀りされている代表的な神社
広隆寺 清水寺(京都) 浅草寺 護国寺(東京) 東大寺(奈良)
厄除けのお金はいくら?金額によって違いはある?
厄除けは、神社・お寺によって違い、厄除けを受ける場合は神社やお寺に「初穂料(神社)」「お布施(お寺)」と呼ばれるお金をおさめる必要があります。
金額は5,000円~10,000円というところが多いです。例えば厄除けで有名な川崎大師の場合はホームページに5,000円 7,000円 10,000円というのが祈願料と記載されています。
金額の違いは木札の大きさです。ただ金額によって厄除けの効果や内容が変わることは変わりませんので安心してください。
厄年のお祓いはいつ行く?厄除け・厄払いについて生の声調べてみました!まとめ
厄年は人生で3回、前厄・本厄・後厄で3×3=9年間あります。特に数え年で女性の33歳(さんざん)、男性の42歳(死に)の大厄は一番注意が必要ですが、同時に仕事でも家庭でも大変重要な時期でもありますよね。
身体の変調が起きやすい年齢がこの大厄の時期であるのも事実です。だからこそ厄除けのお祓いにも行って、そして厄年には体の調子に十分注意を払って過ごすことが長い人生で大切なことだという先人の教えでもあります。
厄年の方はその点をぜひ肝に銘じてお過ごしください。