神社やお寺で様々な祈願をしてお札やお守りをいただき、そしてその願い事が叶っても叶わなくてもお礼参りに行っていますか?
神様もお願いだけされてお礼参りで報告しないと気分を悪くしてしまいますよね。
特に受験で合格祈願をしてお守りやお札お受けた人はお礼参りで報告しないとこれからの人生で様々なお願い、例えば就職祈願、良縁祈願、出世祈願、安産祈願、病気平癒等々で祈願しても頼みっぱなしでは神様もいい気分はしないでしょう。
合格祈願などをした人はお礼詣りに行くようにしたほうがいいですよ。ではいつまでに行くか、どこへ行くかをレクチャします。
お礼参りはいつまでに行けばいい?
お礼参りは祈願した内容の結果が出てから1年以内で行くのがいいとされます。また合格祈願をした人は入学までにお礼参りをするのが望ましいです。
ただし、様々な理由で1年以内にお礼参りに行けない方もいると思います。その場合はいつまでにということ考えすぎに行けるときに行くようにしてください。上記はあくまで目安です。
お礼参りはどこへ行く?同じ神社やお寺でないとだめ?
様々な祈願で受けたお札やお守りは受けた神社やお寺と同じところにお礼参りに行くのが基本です。頼んだ場所とお礼参りが違うというのは基本的に変ですよね。
でもお札やお守りを受けた神社やお寺が遠い場合はなかなかそういいわけにいかない場合もあります。例えば合格祈願で太宰府天満宮のお守りをいただいても東京の人はなかなか遠くて行けないですよね。
その場合
- 郵送でお礼参りとしてお札やお守りを送る。その場合初穂料も添えて送る。
- 近場で同じ神様を祀る神社やお寺を探してお礼参りをする。ただし神社やお寺によっては断られる場合もありますので確認が必要になります。
- 代理の方にお願いする
お礼参りで必要なこと
お礼参りで必要なことは
- 受けたお札やお守りをお礼を添えて奉納する
- 初穂料といったお金(のし袋に入れていくのが望ましい)でもいいですし、米やお酒、季節の果物といったものをもっていくのもいい
- 初穂料は5,000円~10,000円が目安です
- お礼参りの参拝をするときはお礼の気持ちと自分の名前・住所・祈願したことの結果報告をとなえてください
- 服装は普通の私服で構いません。ただしあまりに露出が多い服や崩れたファッションは避けたほうがいいでしょう
お参り作法
神社は鳥居をくぐる際に一礼、参道の真ん中は神様の歩く道ですので歩いてはいけません。
手水舎
右手で柄杓を持ち水を汲み、それを左手にかける
左手に柄杓を持ち替えて水を汲み、右手にかける
再び右手に柄杓を持ち替えて左の手のひらに水を受け、その水を口に入れて口をすすぐ
すすぎ終わったら水をもう一度左手にかけて清める
使った柄杓を立てて柄の部分に水を伝わらせるようにして清める
参拝
お賽銭を静かに入れる
二礼二拍手一礼します
ちなみに拍手は自分が素手であること、何も自分に下心がないことを神様に示すためのものです。
また今回はお礼参りですので新しいお願いはしないようにしましょう。
最後に鳥居を出てから一礼をして帰ります
お礼参りはいつ行く? まとめ
お礼参りに行かなくても神様の心は狭くないのでしっぺ返しとかはありません。どちらかというと気持ちの問題です。
しかしお願いをしたら結果を報告をする、特に成就したときは心を込めてお礼を言うというのは常識です。
1年以内で構わないのでお礼参りに行くようにしたらいかがでしょうか?
合格祈願などについていつ行くか、お守りも持ち方について下記で説明しています。次のお願いごとのお参りに参考にしてください。
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