2021年の初もうでは密を避けた新型コロナウィルス対策が必要です。では2021年の初もうではいつ、どうしたらいいのでしょうか。
新型コロナウィルスの蔓延がなかなか収まらない現状からするとコロナが収束するまでの初もうでは密を避けた年内や三が日以外のお参りがおすすめになります!
神社をまとめる神社庁の見解
令和2年10月6日に神社庁が西村経済再生担当大臣に説明した2021年初詣に対する考えや埼玉県神社庁が県知事に提言した内容は次の通りです。
神社庁の説明した内容
- 正月三が日の初もうで客のソーシャルディスタンスを取るのは難しい
- 参拝客はマスクをして大きな声で会話しなければ感染リスクは低い
- 手水舎のひしゃくは不特定多数の人が使う事から感染リスクがあるため撤去する
- おみくじや絵馬のある場所にアルコール消毒薬を設置する
- 参拝客が拝殿前の「鈴緒」を使う場合は使用前後に消毒する
- 正月三が日以外から三が日以外での分散初もうでをお願いする
- 参拝客のマスク着用や滞在時間の短縮を徹底する
- さい銭箱を増やし密集を避ける
- 神社の従業員がさい銭を扱う際は手袋を着用する
などがあります。
神社庁ガイドラインに沿うとどうなる?
2021年の正月三が日の初もうで客は例年に比べおそらく減ることが想定されますが、それでも病魔退散や新年の行事として参拝に行く人も多くいることが予想されます。
合格祈願でもそうです。
ですから2021年の初もうでは
- 手水舎はmyひしゃくを持っていくか流水で手を清める形になる
- 食べ歩きをしないように屋台は制限する
- インターネットカメラなどでライブ中継をしてオンライン初もうでを推奨する
- 上記カメラで混雑度合いをネット配信し、空いている時期の参拝を促す
- 初もうでは短時間にというアナウンスを頻繁に行う
などせわしなく、味気ない初もうでになってしまいそうな気がします。
年内に「幸先詣(さいさきもうで)」しよう!
初詣は元日からの三が日に集中するのがいつものお正月です。
大みそかの12月31日の夜から神社やお寺に行き除夜の鐘を聞きながらそのまま新年を迎える、また元日の朝から3日までに初詣に行く。こういったのがいつもの初詣でパターンです。
でも今年は「幸先(さいさき)詣」の呼びかけをするところがあります。これは お正月ではなく、年内のうちに参拝して「来年もいい年でありますように」と先の幸せを願うもの。
例えば広島県で60万人もの初もうで客がある広島護国神社は12月13日から12月31日に破魔矢・熊手・土鈴などの縁起物を授与してしまうそうです。
お正月気分が味わえないのはどうかな~という気もしますが、コロナが蔓延している時期は密の状態で初詣に行くのは勇気もいります。
ですから2021年の初もうでを「幸先詣」として年内に行うのもおすすめです。そして正月三が日は自宅で家族とTVやビデオやゲームでゆっくりするというのがコロナ時代の新スタイルでしょう。
年内にお参りしても初もうでと同じご利益(りやく)?
では密をさけるために時期をずらして年内にお参りしても翌年にご利益はあるのでしょうか?
これは「神様のご加護は、いつ参拝されても変わらない」そうです。お守りを複数持ってもいいのかという記事でも書きましたが神様は心が広いのでお正月に行こうが年内行こうがご利益は変わりません。
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むしろ先に神様にお願いごとを聞いてもらえるって神様に願いが届きやすいんじゃないって気がしません?!
ですから新年の幸せを願う初もうでは密な正月三が日ではなくて少しでも空いている年内に行って幸せを先取りしちゃいましょ。
初もうでは年内がおすすめ まとめ
2021年の初もうでは新型コロナ禍によりもう少し我慢して新しい形での初もうでが求められます。
他にも大きな神社や有名な神社に人が集中しないよう、比較的混雑が少ない小さい神社や地元の神社への参拝呼びかけなど場所の分散というのもおすすめです。
お参りするときは自分の住所と名前とお願いごとと、新型コロナの一日も早い収束をお願いしたいですね。