ラグビーの熱が日本中に溢れています。その魅力について書いてみました。世界三大スポーツ祭典はオリンピックとサッカーワールドカップとそしてラグビーワールドカップですがこの3つの祭典が開催された国はイギリスとフランスに次いで日本が3か国目になります。
日本チームも外国チームも多国籍軍です
これまで日本では体格差もあってラグビー人気は一部にとどまっていましたが、前回大会から一定条件(3年以上の日本居住)した外国人を大量に日本代表として選出することで一気に強くなり、人気もあがってきました。何と言っても前回の南アフリカ戦のラストワンプレーでの逆転劇は涙が出ましたね。
あの清宮元監督も「最初は外国人ばかりの日本人代表なんて、と思ったけれど国籍関係なく日本代表のユニフォームが躍動すると関係なくうれしい」と熱っぽく語っていました。
ラグビー日本代表で日本出身者でない人が多いと書いたけれど、海外のチームも同じです。アメリカ代表なのにアイルランド出身とか、トンガ代表だけれどイングランド出身とか。
日本代表の場合は見た目で人種が違うと分かってしまうけれど外国の場合は見た目で人種の違いが分からないので気づいていなかっただけだと思いますが、その国の国旗を背負って戦っている彼らには関係ないことなんだなと思います。
そんなラグビー観戦の魅力は次のようなところです。
強国と弱国の戦いでも観ていて飽きないし、面白い
例えば野球やサッカーで強い国と弱い国が対戦して10対0とかになった場合には試合が大味になって飽きてしまいますがラグビーはラストワンプレーまで熱い。
その理由はとにかく前へ進むしかない、ひたむきなプレーが最後まで続くこと。ワールドカップでもイングランド対アメリカはラストワンプレーまで46-0と大差で負けていましたがラストワンプレーでボールをつないでつないで最後に飛び込んで1トライをあげました。
その間観客もTV観戦している私もアメリカのひたむきな前へ進む姿に大きな声で思わず応援してしまいました。そしてトライを挙げた時にちょっとうるっと来てしまいました。
ひたむきな姿には心打たれます。野球やサッカーではあまり味わえない感覚です。
ちなみに私が観戦に他ウェールズ対ジョージアもそうでした。圧倒的にウェールズファンが多い観客席でしたが後半はジョージアの応援をしている人も多く、トライを挙げた時の歓声もウェールズよりも大きかったりしました。
ラグビーはラストワンプレーまで味わえる素晴らしいスポーツです。
ラグビーファンと一緒にビールの杯を重ねるのが楽しい
ラグビーファンがビールをたくさん飲んで観戦するというのは本当です。ビルの入った容器を何杯も重ねて飲んでいる外国人の多いこと。会場では試合前の売店のビールは売り切れてしまいました。
もっとも試合が始まってしばらくしたらまた販売を再開していましたので、ビールは飲み続けてみることはできましたけれどね。とにかくビールの消費量がスゴイ。これもラグビーファンの醍醐味です。
応援歌?国歌らしき歌を歌っている外国人も多く見かけましたが日本だと何になるのでしょうか?
そしてやっぱりノーサイド
ノーサイドになるとお互いあんなに激しくやりあっていたのに、という雰囲気になります。スポーツマンシップってこういう事なんだよなと感じさせてくれます。最後までひたむきな姿にまたまた感動です。
ラグビーワールドカップはまだ続きます。どの試合も楽しみだな。TVも池井戸潤さんのノーサードというドラマでラグビーを盛り上げ、いつしかラグビーは人気スポーツになってきました。
ラグビーはルールがわからないという声を多く聞きますが、野球やゴルフに比べればそんなに難しくはないと思います。
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