早期退職金もらってすぐに使う予定の無いお金をどこに預けるか、銀行金利は超低金利だし、特別な退職金プランだって大した金利じゃないし、考えた末に今はやりのロボアドに一部預けてみよう!と思い立ち、実行してみました。
申し込んでみたのは
・Wealthnavi
・マネラップ(マネックス証券)
・THEO
の3社。
どうしてこの3社だったかというと有名どころ2社と保有していた証券会社がマネックス証券だったから。でも株価も高い状態が続いて、米中貿易戦争やイギリスのEU離脱など株価暴落の不安もずっとあるので一度に預けるのではなく、毎月の積立にして預けることにしました。
ロボアドにした理由
前にも書いた通り、お金の相談をファイナンシャルプランナーに以前相談した時に
- 資産形成の肝は「銘柄」「タイミング」より「ポートフォリオ」
- 株、債券、投信、商品他のグローバルな組み合わせが下落時にもクッションになり、比較的安定した財産形成につながる
ということを教えてくれました。個別株は何度か買ったことがあるのですがやはり素人。思い込みと気分で売買してしまうので大概負け。今もチョイっとつまむと、やはり負け。損切だのは欲が深くてできず、ずるずるいっちゃうタイプでまず個別株には向かない自分。
こんな調子なのでポートフォリオも自分で組んだら欲深くなるのは見え見えなので手数料払ってでもロボアドにしようと思った次第。銘柄選んでいるだけで時間もかかるし迷っちゃうだろうから、最適(とコンピュータが判断する)ポートフォリオで自動的に買ってくれるのは理想的。
元はコンピュータの会社にいたのでAIやコンピュータによるアルゴリズムを盲目的に過信することはないけれど、それでも人間のように感情と欲がないから計算売買には強いと思っています。でもそれぞれのロボアドは売買の考え方が違うので1年半の成果もまちまちです。
WealthNaviの場合
- 日本株は地味な動きしかしないので米国中心で運用されるWealthNaviチョイス
- トランプさんのTwitterの影響で乱高下しますが、2018年1月から始めて最悪は2018年クリスマスから年始にかけての▲8%が瞬間的にありましたが今は円ベースで2%、ドルベースで5.6%とまずまずの成績です。一番の敵は円高です。
- WealthNaviはリバランスを年2回行ってくれるのですが、為替はリバランス要因にならないので世界経済不安で円が強くなってしまうとダメージが大きくなってしまいます。
- ちなみにリスク強度はリスク1~5まであって診断プログラムで設定されますが、私は年齢要因もありリスク強度2と下から二番目にリスクが低い設定で運用しています。
- 手数料は1%。でも海外のファンドの何かかしらが毎月分配金をくれるので手数料はそれでまかなえているように見えます。
- 今回選んだ3社の中では一番優秀です。
マネラップの場合
- 成績はいい時で瞬間的に+4%、悪い時に▲5%でしたがほとんどの時期が▲1%~+1%の間を行き来していました。日本株のウェイトがある程度あったからかな、と思います。
- あまりにイライラする動きで利益も出ていなかったので先日1年半で解約しました。解約申し入れしたときはほぼトントンでしたが解約処理がされたときは(タイムラグが10日くらいあった)利益が+5万円くらい増えていてラッキーでした。解約後 また相場は下落しましたのでナイスタイミングで終了。世界経済ちょっと心配なので解約した分は現金で保有しようかなと思っています。
THEOの場合
- ポートフォリオの構成がべらぼうに多いのでリスクに強い、と言われていますが、1年6か月 毎月積み立ててきたがプラスになった月は1/3程度です
- プラスになっても1%未満だったし上記の通りマイナス月のほうが多いので解約しようと思っています
- とにかく値動きもアプリの表示も地味な印象で面白くない
簡単な感想ですが私が購入した3つのロボアドではWealthNaviが一番いいパフォーマンスでTHEOとマネラップはお世辞にも好成績と言えない状態です。最近の地合いが悪いなかでの成績ですので時期よって変わってくるのでしょうがTHEOは解約するか迷っています。やはり長期投資が結果増えるとの説明ですからね。
解約した積立金は当面現金で保有ですが、一部は高配当で値動きがあまりない株をNISA残り枠まで積んでおこうと思っています。
楽ラップも気になるので今度は楽ラップに入れてみようかな、とかタイミングを待って現金で持っておくかなどやっぱり悩みますよね。
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