2021年4月から携帯電話料金が劇的に安くなりました。私はこれまで家族でBIGLOBEモバイル契約でしたがプラン的に月額費用で見劣りしたのでdocomoのahamoとIIJに変更することにしました。
そのためにはまず携帯電話番号ポータビリティ、通称MNP番号を現在利用元のBIGLOBEモバイルから発行してもらい新しい携帯契約会社へ申し込みます。
手続きはすべてスマホから行い、”オー簡単にできた”と思ったら思わぬ落とし穴にはまり申し込み翌日、翌々日にahamo・IIJから「申し込みは受け付けられません」というキャンセルメールが。
結構焦ったので携帯会社変更時にMNPで同じ壁に突き当たった人は参考にしてください。
どこでMNPの壁に突き当たったのかというと
BIGLOBEモバイルでは家族の4台分支払いを家族シェアSIM方式で私が一括で行っていました。
このシェアSIM方式をやめてそれぞれ別の携帯会社にMNP転出しようとしたのですが悪戦苦闘してしまうはめに。原因は下記の通りです。
- 元の契約名義が私になっていたのにMNPで新携帯会社へ家族名義で申請してしまった
- 元の契約者名義は全部私だと思い込んでいた
- 注意書き「名義人が違っていることが多くあるので注意」を軽視した(IIJ)
- ahamoには無料問い合わせ先が無いに等しかった
まずは私の状況から説明します。
MNPで新しい携帯会社 最初契約申し込み
これまでのBIGLOBEモバイルから下記の通りMNP転出を計画しました。
- 1台目契約者 私 利用者 私 OCN→成功
- 2台目契約者 妻 利用者 妻 IIJ→失敗
- 3台目契約者 私 利用者 長女 IIJ→成功
- 4台目契約者 次女 利用者 次女 ahamo→失敗
ちなみに主契約である1台目は同時にMNP転出手続きはできず、すべてのシェアSIMの転出完了後にしかMNP転出できませんでした。
ahamoからMNP転入契約を拒否られた理由
メールで何らかの理由で契約できませんでしたので申し込みはキャンセルしました、と一方的なメール連絡がありました。
でも理由には
- 具体的に何が悪くて申し込みをキャンセルしたのか書いていない!
という上から目線での文言しかありません。可能性として「クレジットカードの名義が違うかも」「MNP期間を過ぎているのかも」などと書かれていますが拒否られた理由はわかりません。
おまけに電話やメールでの問い合わせ窓口がいくら調べてもない!
ahamoの契約お手伝いは有料です、ドコモショップで相談料3000円で申し込みしてくださいという、人の手を借りるには驚きの問い合わせ体制しかありません。
ネットで他の方が説明されているお問い合わせでようやく
ahamo無料問い合わせはチャットのみ
ということがわかりました。そのURLはこちら。
でもこのチャットで問い合わせしようとしても
- ただいま混雑しています。しばらくしてからお問い合わせしてください
というメッセージ。おいおいチャットでこのメッセージあんまり見たことないぞ、という感じ。
MNP期限は2週間しかないのに、どうしよう…
電話やメールでの相談ができないって途方に暮れてしまいました…わからない…
ahamoでMNP転入拒否の理由はこれだった
それでもahamoでMNP転入できなかった理由はこれしかない!と気づきました。
MNP転出元の契約名義人が私(親)でMNPでの新規契約者を次女にして申請した
学生だった次女が社会人になったし、新規契約だから今度は次女の名義にして申込しよう、MNP番号あるから大丈夫でしょう!との考えがまずかった。
当たり前と言ったら当たり前ですがMNP転出元の名義人とMNP転出先の名義人が一緒でなきゃダメという単純なことはどのサイト見ても出てこなくてこの結論に至るまで時間がかかりました。
名義人を親から娘にするだけなんだから、という心理的盲点。こんな単純なことに気づかなかった自分に大いに反省。
原因は分かってしまえば単純なことなんだけどね…それがね…気づかないんだ…
問い合わせ先もないので本当に気づくまで困りました。
そして今回のMNP転出入に伴う名義人変更はせずに私(親)のままとして契約完了後、後日に名義変更手続きをすることにしました。面倒ですが仕方がありませんね。
ミスに気付いた理由はIIJコールセンター
なんでMNP転入拒否となったかという理由がわかったのかというと
IIJに別回線をMNPしようとしたら同じくMNP転入でエラーが返ってきた
ことがあったためです。
実はこのミスはMNP転出元の回線名義人が妻だったのに私はすべて自分名義だったと勘違いしていて名義人が違うという事が下記の流れで判明したものです。
IIJの申し込み時には「名義人が違っていることが多くあるので注意」と但し書きが目に付くところにあったのに・・・思い込みでそんなことはないやと思ってしまった自分を叱ってやりたい…
<IIJからのメール>
この度は、IIJmioモバイルサービスにてMNP転入をお申し込みいただきありがとうございます。
該当の回線について、開通にあたりエラーが発生いたしておりますことを確認いたしました。
<該当の回線>
電話番号:090×××××××
エラー原因として、取得いただいた MNP予約番号の有効期限切れや、予約番号自体が無効となっている、転出元事業者との契約において何らかの問題が発生していること等が考えられます。
しかしながら、弊社では詳細な理由が分かりかねる為、転出元事業者にもご確認いただくようお願いいたします。
IIJには電話でのサポートセンターがありましたので聞いてみました。
○ お問い合わせ先
IIJサポートセンター (日本時間 9:00~19:00 年中無休)
電話 0570-09-4400
メール / チャット https://www.iijmio.jp/contact.html
* 国際電話 / IP電話 / みおふぉんダイアルをお使いの場合は、
03-5205-4400 をご利用下さい。
会話の中でどうやらMNP転出元にある名義人と新規の名義人が異なっていることがエラーの原因であることが判明したのです。
コールセンターの担当者につながるまで電話で20分待たされましたが、やっぱりいざという時の問い合わせができるというのはありがたい。
このことからahamoの申し込みエラーの原因も同じかなと推測できたものです。
このIIJとahamoは同じ日に申し込んだのですがエラーが返ってきたのはIIJは申込翌日、ahamoは申込2日後でした。なので原因の推測ができた次第です。
ahamoに移行するMNP失敗談。問い合わせ先ないの?まとめ
料金は安くなるけれど携帯電話の申し込みはネットでしか受け付けない、という2021年4月からの各社の対応ですがクレジットカードと免許証・マイナンバーカード等及びMNP番号を事前に手元に準備しておいてネット申込を忠実に手順通りやれば申し込み操作は全然難しくありません。
ただ制度上のことでつまずいた今度の出来事。ネット上で調べてもこんな単純なMNP名義人ミスは出こないので、本人的には結構困りました。
制度的に見れば単純な間違いでも操作している本人にとってはなかなか迷い道から出られない。
そんな時に問い合わせ窓口がつながらないチャットしかない、というahamoですので申し込まれる方で同じようにつまづいた方の参考になればいいなと思います。
IIJのサポートよかったです。料金も安いし20GBもそもそも使わない人にはおすすめです。
コメント