無趣味だった私が早期退職してはじめた趣味のひとつが自転車。といっても毎週遠出しているわけではないのですが何といっても乗った気分が最高です。健康寿命という言葉がありますが、健康でいられるうちしかこういった自転車に乗れないぞ!と思い立ったが吉日、趣味のひとつとして始めてみました。
34年勤めた会社の退職金でかっこいい自転車買いました
何か記念になるものを買おうと思って旅行とか車とか考えましたが無駄遣いは老後のためならず、と考え直してちょっとかっこいい自転車を購入。そもそもそのきっかけは「ランドナー」という1970年代頃に流行った旅用の自転車記事から「あ~欲しい」と思ってしまったことでした。
それから時間があるたびにいくつかの自転車店を回って分かったことは今はランドナーという種類の自転車既製品はほとんどない、ということ。欲しければ注文製作で買って下さいということでした。
かの有名なGIANTでも2017年を最後にモデルがなくなったというし、個別注文だと何十万円もして初心者にはとっても敷居が高いのでどうするかなぁと考えているときに見つけた近所の自転車屋。小さな個人商店ですがスポーツ自転車メインで扱っていて色々話を聞きました。
グラベルロードというジャンルの自転車を選ぶ
自転車の種類もいろいろあって、よく聞くのはシティサイクル、ママチャリ、クロスバイク、ロードバイクなので初めてグラベルロードという言葉を聞いた時は何それ?っていう感じ。説明を聞くと砂利道・舗装道路どちらにも対応するアドベンチャーサイクルとのこと。
街中でぴっちりしたサイクルウェアに身を包んでミラー系サングラスとヘルメットを着けて颯爽とハイスピードで駆け抜ける自転車がロードバイク。弱虫ペダルですね。
タイヤが細くて軽いので速い。でもこちとら既にオーバー50歳。細いタイヤで砂利でも踏んだりしたらずっこけて確実にケガするし、メタボな体形のサイクルウェアは恥ずかしすぎるとしてさっさと選定から除外。
クロスバイクはロードに比べてタイヤも太くて安定さは増すけれど、街中でよく見かけるので遊び感覚としては薄いなということで勧められたのがグラベルロードでした。
グラベルロードは乗っていてワクワクする
そして購入したのがJAMIS RENEGADE EXPAT。フレームはクロモリ。クロモリは鉄製という事なので重いけれどしなやか。アルミは軽くて安いけれどやっぱりクロモリに憧れました。
そもそも自転車初心者の私、それまで乗っていたのはヤマハの電動アシスト自転車。我が家の周りは坂が多いので大変便利と感じていた初心者がいきなりスポーツバイク(アドベンチャーバイク)ですから、ギアの切り替え方法もペダルの良し悪しもわかりません。自転車スタンドも標準ではないことにビックリしました。
でも最初にペダルを踏んだ時の「グンッ」という感触は忘れません。耳元で風が「ビュンッ」と音がするんです。その感触は今でも乗るたびに感じてワクワクします。この歳でワクワクする「気持ちいい~」感じはなかなかありません。
遠出はお尻が痛い
でも難点もいくつか。
- 長時間乗っているとお尻が痛い
- 長時間乗っていると降りた瞬間 足が脱力してこける
事が挙げられます。
そもそもサドルがママチャリのように大きくないのでお尻を乗せた状態での安定感に欠けてとっても痛くなります。とにかく痛い。体重もメタボなのでそのままストレートに効いてしまいます。これを解消するためにお尻のサドルが当たる部分にジェルの入ったものを長距離の時は履きますが、それでも痛い。
そんな悩みを話していたら「革のサドルにするとお尻の形になじんで痛みが少なくなる、お勧めはBROOKSのサドル」と聞いてネットで調べて購入。でもこのサドルだけで安いママチャリが買えてしまうほどのお値段。趣味の世界ってお金がかかるんだね。
そして長時間乗って降りた時に足が脱力してこけそうになること、これは何回も有ります。気を付けるしかないですね。油断大敵です。
趣味のアクセサリは凝りだすとあれもこれも欲しくなる
サドルだけではなく、自転車につけるバックだとかメーターだとか、あれだとかこれだとかいろんなものが欲しくなります。比較的無趣味な私なので趣味ってこんな感じなんだとワクワクします。
でもなんでも買えるほどリッチではなく、一つ一つカタログやネットを「見るだけショッピング」してます。どうしても欲しくなったら順番に買おうかな、と。でも酔っぱらっているとき、ついAMAZONとかポチっちゃうんですよね。
まとめ
シニアの自転車購入動向を調べた記事があって約半数はシティサイクルだけれど、嗜好性の高い自転車の購入意欲があるシニアは30%近くいるそうです。嗜好性の高い自転車というのは前述のロードやクロスバイク、折り畳み自転車、グラベルロードなどをいうそうです。アクティブなシニアが多いですね。
私も自転車大好きです。サイクリング 最高です。有名なサイクルコースを輪行で行くことが次の目標です。
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