長野県小布施町は東京からでも名古屋からでも車で約3時間前後、電車なら東京から長野新幹線、名古屋からなら特急しなの号を使って長野駅乗換で行けるアクセスのいい観光地です。
小布施町一帯は風光明媚&美味しいもの&魅力的な博物館・美術館も多いことから車と徒歩での観光だけではなく「レンタサイクル」で楽しむことをおすすめします。
小布施町のレンタサイクルはどこでする
長野電鉄小布施駅には駅レンタサイクルがあります。でも
ダサい!
古い形のママチャリで、前のかごには大きな「駅レンタサイクル」(正しい表記は忘れました)みたいな看板付き。
はっきり言って恥ずかしくて、いくら安くて手軽でも乗りたくありません。ホントにどうしたらあそこまでダサい自転車にできるのか・・・
※実はネットで「小布施 レンタサイクル」と入力して検索した時に駅レンタサイクルは出てこなかったので現地で目にしたときはビックリしました。
私がネットで探して自転車を借りたのがこのお店。
スポーツ自転車と言っても街中で普通に見かけるクロスバイクですからビビることはありません。
魅力的な女性店長さんでした。
レンタルスポーツ自転車の難点は自転車にカゴが無いので荷物は身に着けるしかないという事だけでしょうか。ドリンクはホルダーにつけられます。
私が借りたのはこの自転車。
レンタサイクルでどこへ行く?
お店ですすめられたコースでサイクリング開始。
小布施町の中心街
小布施町は人気の観光地という事で昼前後から中心街は観光客であふれかえるとの情報から午前中早めの時間で中心街を回りました。
北斎館見学や近くの神社など街をゆるゆるポタリング。
千曲川サイクリングコース
千曲川堤防沿いの快適なサイクリングコース。およそ20分くらいでしょうか。桜並木だったので春はきれいだろうな、と妄想しながら紅葉の桜並木をサイクリング。
サイクリングコースを外れたら今度はフルーツ畑を走る。リンゴやクリ、ブドウ畑をゆっくりと走ります。
フルーツ畑を抜けると広々とした田んぼの光景が。向こうには山々が見えて爽やかです。
岩松院
葛飾北斎が鳳凰の天井絵を描いたことで有名な岩松院。葛飾北斎が描いた大きな鳳凰をじかに見ると、色使い、筆使いに圧倒されっぱなし。
駅から離れていますが小布施に行ったらぜひ訪れてみてください。係りの方が面白おかしく説明してくれますのでその口上も楽しめます。
とにかくおすすめです!
おいしい蕎麦の食事
岩松院に行く前にプラプラ自転車に乗っていたら何やら人が並んでいるお蕎麦屋さんを発見。これはおいしそうだと並んで食べてみました。
そのお蕎麦屋さんは
人気店で番号札をもらって待ちました。茜三昧というおそばを食しましたが、とくに3品目の鴨南ばそばが絶品。
人気店で従業員も少ないので混雑すると待ち時間が長くなります。可能な限り開店11:30より前に並ぶことをおすすめします。
私は待ちで3番の札をもらいましたが、席に着いたのは45分後。でも並んで食べるだけの価値はあるお店でした。
お店の中の写真はNGでしたのでホームページを参照ください。
レンタサイクルの所要時間
自転車レンタル開始が午前9:00、返却は14:00。レンタル時間は5時間でした。
お蕎麦屋さんでの待ち時間+食事時間で1.5時間かかったことが影響しています。博物館と天井絵見学も1.5時間くらいでしたので自転車に乗っていたのは2時間弱。
北斎館はサイクリング中ではなくても見られるので自転車返却後の見学にしたり食事も早めに並ぶことで1時間程度は短縮できます。
あまり時間に縛られずに、ゆっくりたっぷりサイクリングは楽しみたいですね。
レンタサイクルを終えた後に訪れた場所
自転車を返却した後、街中にある北斎館のお隣 高井鴻山記念館へ訪れました。高井鴻山という人物は初めて聞く名前でしたが、豪農として立派な方だったようです。
北斎を小布施で語るには欠かせない人物でこの高井鴻山記念館は大変いい記念館。
北斎館や岩松寺を訪れた後にこの高井鴻山記念館に訪れるとその人物の偉大さや逸品を見学することができます。
時間があれば訪れることを強くおすすめします。個人的には高井鴻山記念館が一番印象に残っています。有名ではないが心に残る記念館を現地で見つけられたのはうれしいものです。
小布施をレンタサイクルでツーリング まとめ
長野県小布施町は古くから歴史の町として、交通や貿易の要衝として栄えてきた町です。長野市方面や湯田中温泉・渋温泉に行く予定の方はぜひ寄ってみてください。
もちろんレンタサイクルを使って。
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