50代・60代の家の住み替えタイミングはいつ?気力と体力があるうちが一番!

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シニアライフ

子どもが独立した、定年になった、親の介護が必要になった、50代・60代は家族の形に様々な変化が起こる世代です。

昔は定年は60歳でしたが今はまだまだ現役の方が多く、それでも家の形を”これから”の年齢にあわせて考える時期でもあります。

老後も視野に入れながら、心身ともに豊かに暮らす家について住み替えを考えるタイミングをまとめてみました。

なお、住み替えは引越しだけではなく、住んでいる家を大きくリフォームすることもさしています。

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50代・60代の住み替えを考えるタイミングは3回あります

50代・60代の住み替えを考える主なタイミングは次の通りです。

  1. 子供が独立したタイミング
  2. 定年を迎えたタイミング
  3. 思い立ったタイミング

子供が独立したタイミング

夫婦2人の生活になるならば部屋数はいらなくなるはずです。また人が住んでいない部屋や家はどうしても傷みますし、寒々感が出て子供が小さいときの楽しかった思い出と今を比較して寂しさが募ることもあります。

思い出に浸るのみの年齢ではない50代・60代にとって思い切って住み替えるタイミングのひとつです。

定年を迎えたタイミング

定年は大きな区切りです。それまでの仕事人生は終えたのですから新たな門出をする意味でも家を住み替えるタイミングとしてはいい時期です。

ただし今の家をリフォームして住み替える人、今の住居の近くで住み替えを計画する人は定年する年に住み替えるよりも定年1年くらい前に住み替えるのがいいでしょう。

理由は住宅ローン減税などを狙って住宅ローンを借りようと思う人にとって年金暮らしだけではローン審査が厳しくなる可能性があるからです。

定年を機に遠くに転居することを計画する人は定年と同時の住み替えでも構いません。その場合は2重生活の時間と費用も考えておくことも必要です。

思い立ったタイミング

無責任なタイミングかもしれませんが家の住み替えというのはとても気力と体力が必要です。ですから「リフォームしたい!引越ししたい!」という気持ちはとても大切です。

若い人と違って年齢を重ねてくると様々なことが億劫になってしまいがちですから、思い立ったタイミングは大事な住み替えタイミングです。

ただし違う土地へ引っ越すことを計画する人は仕事をどうするのかも同時に考えないと中高年の再就職は甘くないので注意が必要です。

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住み替えを検討する際の必要条件

住み替えを実行するにあたっての必要条件は資金計画以外にも次のようなものがあります。老後に向かっていくのは現実ですので体力も考慮し、そして豊かな気持ちで暮らすために考えておくべきことです。

  1. 住む人の健康と安全を考える
  2. 家事が楽にこなせること
  3. 頼れるコミュニティがあること
  4. 最初からすべてをセットしすぎないこと
  5. 外出したくなくなるくらいの居心地を目指すこと

住む人の健康と安全を考える

夏の猛暑対策や冬の寒さ対策を考えた断熱材や二重サッシなどを取り入れること、また最近は異常気象も多いため台風や自然災害への備えも取りやすい家への住み替えが大切です。

年齢が高くなるとこれら健康や安全への対策は今まで以上に重要になってきます。

家事が楽にこなせること

夫婦二人になったとしても家事がなくなることはありません。今までパートナーに頼りきりだった人もいつ家事を担当しなくてはならないかわかりません。したがって効率のいい家事動線は大切です。

それによって家具の配置を決めていくのもいいでしょう。

頼れるコミュニティがあること

いざというときに頼れるコミュニティがあることも大切。隣は何する人ぞ、では非常時に困ってしまいます。やはりご近所は大切です。

引越しを考えている人は最低限のお付き合いができる地域かどうかの見極めも場所選定のポイントになります。

最初からすべてをセットしすぎないこと

終の棲家だ、などと考えて手すりを先につけるなども部屋の景観を崩してしまうこともありますので後からつけられるものはあとからでもいいでしょう。

プチリフォームはその年齢やタイミングに合わせて適宜実施することのほうが楽しみもリフレッシュ感も増えますよ。

外出したくなくなるくらいの居心地を目指すこと

究極は居心地がよくてずっと家にいたいと思う空間ができることですよね。家族の関係も今以上によくなるはずです。

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50代・60代の家の住み替えタイミングはいつ?まとめ

50代・60代は子育ても仕事の出世争いも終わる人が多い世代です。老後の心配はありながらも豊かな老後を過ごしたいと思う人が多いのではないでしょうか。

家の住み替えは気力と体力があるうちが一番です。そのタイミングが近づいている人は家についてもう一度考えてみるのはいかがでしょうか。

私も考えています。

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