社会人になると上司に年賀状出さないと上司からの覚えがよくないのでは、とか学生と違って社会人の常識として年賀状は出すべき?とか出世に影響するのでは?と何かと不安になる人もいるのではないかと思います。とくに新社会人の方は不安になりますよね。
上司の本音は以下のよう人が多いのではないでしょうか。
部下から年賀状もらうとオッと思う
私が会社で管理職になって部下からの年賀状について感じていたことは次の通りです。
ちなみに私は昭和生まれで国内企業に勤めていますので、若い人が多い今どきの会社や外国企業では年賀状という風習自身への考え方が違っているかもしれません。
- 年賀状が来ない部下がいても気にならないけれど、誰からも来ないのは寂しい
- 年賀状をくれた部下からは年賀状をくれた事実を毎年覚えている
- 年賀状をくれないからと言って、ひいきすることはない
でもやはり
- 年賀状をくれた部下のほうが社会人としてきちんとしていると思ってしまう
というのも事実です。
直接的な人事評価につながることはありませんが、積み重ねの中の一つの事項としてインプットされてしまうことはあるかもしれません。
年賀状ソフトの功罪
最近の年賀状は送った先を年賀状宛名管理ソフトで管理する方がほとんどだと思いますので、年賀状を誰にだしたかはきっちりと毎年管理されます。
そして私の場合、年賀状をもらった人はたとえ部下であろうとも遅れて返信しますので履歴がデータに残ります。だから「去年はくれたのにことは来なかったな」ということはすぐわかります。
ですから一度送った上司には毎年継続して送らないと、すぐわかってしまうことは頭の中に入れておいたほうがいいと思います。自分が出さないののに上司から年賀状が来ると気まずい気がしますよね。
上司には年賀状送りたいので、と直接聞くのが効果抜群
ですから昭和生まれの管理職としての本音アドバイスは
- お世話になっていると思う上司、元上司、には年賀状を送ったほうがいい
ということになります。
最近は個人情報保護の関係で職場の同僚と言えども住所は公開されないはず。なので上司には「年賀状を出したいので住所を教えてもらえませんか」と直接聞いてみると効果抜群。
住所を聞かれた上司も「年賀状のような虚礼はいいよ」と返答するかもしれませんが、そのようなことを言ってきたあなたを「社会人としてきっちりしているな」と思うのは間違いありません。
でもそれを聞いて、なんで俺には来ないんだと思う人も周りにいるかもしれません。ですからそれは本人にだけ聞こえるように住所を聞いたほうがいいですよ。
まとめ
年賀状はたくさん出す必要はないですが、それでコミュニケーションや会社生活にプラスになるならば上司及び異動したけれどこれ!と思う元上司には(いつまた戻ってくるかもしれないし、引っ張ってくれるかもしれない、意外な元上司が出世に関与してくることが多い)年賀状なんて安くて効果的なツールです。
まぁ感謝の気持ちがほとんどない、お世辞やゴマすりだけの年賀状では見透かされてしまったり続かなかったりしますけれどね。
年賀状を出す風習が若い方を中心に減ってきて、年賀状の発行枚数は15年連続で減少しています。でも年賀状は日本のいい文化だと思います。手あたり次第に送る必要はありませんが大事にしたいですね。
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