右目の目尻から少しだけ離れたところにイボが少し前にできて、だんだん大きくなってきたので邪魔だな、と感じていました。
でも触っても痛くないので放っておいたのですが、夏の暑い時期に汗を拭くとハンカチがそのイボにあたって擦れて痛くなってきました。
イボは柔らかかったので少し引っ張ったら取れるかも、と触っていたら更に擦れて痛くなるという悪循環。
医者に行ったほうがいいな、と思いあぐねていたら娘との会話で「近くの形成外科がほくろ取ったりするのに有名だと友達が言っていた」との話を聞き、ならばと思い立って診療予約しました。形成外科はお初です。
予約から診察まで
整形外科にはよくお世話になりますが形成外科と整形外科は名前は似ているけれど非なるもの。形成外科は主に皮膚科の外科という感じでしょうか。
ホームページで調べると初診からネット予約だったので予約しようとしたら何と1.5か月先しか予約が取れない!腕のいい病院はこんな感じなのでしょうか。
ただラッキーなことに分院がオープンしたばかりと出ていたので新病院ならまだ空いているだろうと調べたらビンゴ!翌週の予約が取れました。
そして当日診察してくれたのは本院の院長ではありませんか。本院の混んでいるのにそんなのあり?と思ったのですが患者の私はラッキーです。
診察は触診して1~2分。そして「悪性ではないと思いますが取りますか?」と聞かれたので即座に「邪魔なので取って下さい」とお願いしました。
いつやるの?次回?と思ったらなんと「今からでいいですか」と聞かれ、びっくりしたけれど数日間くよくよ思うのは嫌なので「お願いします」ということで即取ることに。
簡単な手術でした
説明を受けたのは
- 悪性ではないと思うがイボを取った後 病理検査をする
- 患部の写真を取ることの許可と写真を学会等の資料にする場合があるとの説明
です。
そして施術台に横になって患部に麻酔が注射されました。「イタイ イタイ イタイ」と3回 心の中で叫んだら麻酔注射は終わりましたので時間にすれば3秒くらいです。
痛みはしつこい痛みではなく、いかにも針を刺した鋭い痛みなので一瞬です。ぐりぐりされるようなしつこい痛みではないのでちょっとの我慢です。
そのあとはレーザー施術があり焦げ臭いにおいがして完了(痛みは無)。施術ベッドに横になってから終わるまで5分くらいだったと思います。あっという間です。
レーザーでイボを取った後 薬を塗って絆創膏貼って施術完了。右目の横に絆創膏貼るのでちょっと恥ずかしい中 電車で帰りました。
痛み止めももらいましたが使わず。3日間ほど薬を塗って絆創膏もとりました。痕はほとんど目立ちません。色白なきれいな肌でもありませんから(笑)
検査結果ヒアリングと今度は左目周囲の小さなイボを取る
2週間後に検査結果を聞きに行ったところ問題なし。病名は「脂漏性角化症」。要は加齢による老人性イボ。年を取ると仕方ないけど、嫌な病名です。
右目は大きいのが一つだったのですが左目は小さいのが複数あって、瞼の上とか毎日顔を洗う時に鏡で見る自分の顔にいくつもイボがあるのは気になるので、今回も「取って下さい」とお願いしました。
今回もそのまますぐにレーザーで切除。でも今回は先生がペンを持ってイボに〇を書いていきます。
「結構あるな」とのつぶやきが聞こえたのですが、案の定 麻酔注射を打たれる段になると一つ一つは前回に比べると小さいので「痛っ」で終わりますが、連続して注射されていきます。
「痛っ」「痛っ」「痛っ」「痛っ」「痛っ」… おいおい何回続くんだよと心の中で叫んでいました。
結局 8個の小さなイボが左目のまわりにありました。まぶたにも注射されました。先生の技量ってすごい。
施術直後は少し腫れて、腫れが完全に引くのには3日かかりましたが人前に出るのが憚られるほどの腫れにはなりません。絆創膏貼りきれないのでどうするのかと聞いたら無しでいいですよとのこと。なんじゃい。
ただし紫外線に当たるとよくないのでガードしてくださいとの注意がありました。(前回も)
まとめ
イケメンでもないし女性でもないので、無害な顔のイボなんか取らなくてもいいのですが、やはり毎日鏡を見れば気になります。
この年でどうでもいいストレスためるのが嫌いで、嫌ならさっさと取っちゃえ、という考え方をするタイプなのでスッキリです。
アンチエイジングとまではいいませんが、気になるものはさっさと取りましょう。
ちなみに今回の治療は保険で行いましたが2回で25,000円くらいかかりました。
領収書を見ると「皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)」と手術扱いになっていたのでダメ元で医療保険会社に日帰り手術扱いにならないか聞いたところ「対象になります」とのうれしい回答が。
2回手術したので1泊温泉旅行へ女房と行けるくらい保険金がもらえそうで、「一瞬 痛かったけど保険金はうれしいな」と満足している次第です。
生命保険会社にも同じ質問したのですが悪性腫瘍の場合のみとのことでした。まぁ保険の性格が違うから致し方ないですね。
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